冬が寒くって本当に良かった…なんて歌があるけど、正直なんにも良くないよね。
上着着ても寒いし、ヒートテック着ても寒いし、マフラー巻いても寒い。
手袋を忘れたりなんかしたら手が真っ赤になっちゃうし、そもそも布団から出られない。困った。
こんな寒い日は、広いお風呂でゆったりまったり体の芯から温まりたい。できるなら足も思う存分伸ばしたい。
なんなら、泳げるくらいの広いお風呂で日ごろの疲れを癒したい。
※お風呂で泳いではいけません
『大浴場』って、すごく魅力的な響きだと思う。
大浴場。読んで字のごとく、広くて大きいお風呂のこと。
普通の『浴場』との明確な区別は特にないらしく、『大浴場』を名乗るか否かは完全にそれぞれの温浴施設(温泉や銭湯などのこと)の自由とのこと。
大浴場の定義は、僕たちの心にゆだねられているというわけだ。
団体旅行が主流だった頃とは違い、最近は旅行も個人が中心。そのため、大人数で入る大きなお風呂よりも、少人数で入るプライベートな浴場を好む人が増えてきているらしい。
『温泉来たー!』って感じで僕は好きなんだけどな、広いお風呂。
かつて伏見には、『尾張名古屋の三名水』のひとつに数えられたお風呂屋さん『扇風呂』があった。
※その件について詳しくはコチラの記事で↓
蒲焼町-花の名古屋の碁盤割、酒の肴に蒲焼町
それが関係あるかどうかはわからないけど、大浴場を備えたホテルが多い名古屋・伏見エリア。
広々とした大浴場で旅の疲れを癒すのにぴったりなホテルを紹介するよ。
関節痛・筋肉痛に効く天然温泉『三蔵温泉』を使用した大浴場が自慢のビジネスホテル。
『日本一おかわりがしたくなる』と銘打った朝食バイキングは、楽天トラベル『朝ごはんフェスティバル2018』で愛知県1位を獲得したほど。ビジネスで名古屋に訪れた際には、ぜひ利用してみて。
客室はビルの19~25階にあるため、とにかく眺望の良さが抜群。その開放感から「天空のホテル」の異名を持つホテルだ。
大浴場には雲海をモチーフにしたアートが設置され、幻想的な雰囲気を醸し出している。
愛知県の食材をふんだんに使ったメニューやちょっと上品な名古屋めしが存分に味わえる朝食ビュッフェも必見。
伏見からはちょっと離れた笠寺エリアにあるホテル。みんな大好き名古屋港水族館や日本ガイシホールなんかも近いので、観光・イベントの拠点にするのにもピッタリだ。
館内に併設された温浴施設『ゆ~とぴあ宝』では、総檜風呂メインの『樹木の湯』・天然石を利用した『輝石の湯』の二つのコンセプトに分かれた30種類の大浴場と、8種類の最新式サウナが楽しめる。
『スパ銭』ことスーパー銭湯の発祥地は、ここ名古屋だという説がある(もちろん諸説あり)。
その説によれば、1990年に名古屋市守山区で開業した『竜泉寺の湯』が、現在のスーパー銭湯の先駆けだった…とのこと。
ついでに言うと、マンガ喫茶も実は名古屋が発祥だって言われている。意外と名古屋発祥のものって多いんだなあ…。
『ここは名古屋の別天地』というCMソングでおなじみ、竜泉寺の湯。
銭湯並みの安価な値段で、健康ランド並みに多彩なお風呂を提供する「スーパー銭湯」としてオープンし、名古屋の『スーパー銭湯ブーム』の火付け役となった温浴施設だ。
12種類の湯舟と2種類のサウナに一日入り放題で、なんと利用料金は500円。
+300円で、7タイプの岩温岩盤浴房と岩盤浴休憩所、展望テラスなどを備えた『健美汗房』利用し放題もついてくる。確かにこれは別天地だ…。
身も心もポカポカになる「温活」をコンセプトに掲げたスーパー銭湯。
使用している温泉は、名古屋ど真ん中の地下800mから湧き出た天然温泉。愛知県最大級の規模を誇る炭酸泉や、名古屋唯一の足湯付きミストサウナも必見だ。
「温活スパゾーン」でゆっくり温泉に浸かって、「温活ヒーリングゾーン」で岩盤浴やサウナを楽しんだら、「温活リビングゾーン」で漫画を読みつつのんびり過ごせる。
温活ドリンク(温かいコーヒー・紅茶・煎茶)も飲み放題だ。
都会の喧騒に疲れた心と体を、思う存分温めよう。
このほかにも、高濃度の炭酸風呂や水素風呂を備えた『山王温泉 喜多の湯』や、お風呂だけでなく料理や飲み水にもナノ水を導入している『名東温泉 花しょうぶ』など、個性豊かなスーパー銭湯が揃う名古屋。
さすがは発祥の地。
つい最近、社会人になってからはじめてスーパー銭湯に行った。
そしたら予想外に気持ちよくて、ついつい長居をしてしまった。初めて経験した肩こりも、自覚しないうちに溜まってた疲れも、全部お湯に流してきた感じ。次の日の体の軽さがすごかった。
これはクセになりそう。また全身バキバキになった頃合いを見計らって行きたいな。
温泉街に旅行に行くのももちろん良いけれど、忙しい現代人にはなかなか難しいもの。
そんなときはぜひ名古屋のスーパー銭湯で、日ごろの疲れを癒してみてね。
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