2026年9月19日、ついに「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」が名古屋で幕を開ける。瑞穂公園陸上競技場で開会式が行われるのが9月19日の18時からってニュースで見て、もうそんな時期かと実感してる人も多いんじゃないかな。会場のチケットとか競技日程はよく話題になるけど、今日はちょっと視点を変えて「ボランティア」の話をしてみたいんだよね。実は大会を陰で支える存在として、あいち・なごや2026には約4万人ものボランティアが関わっていて、この人たちがいなかったら大会は成立しないと言ってもいいくらいの規模なんだ。募集自体はもう終わっているタイミングだからこそ、どんな制度だったのか、どんな人たちがどんな役割を担っているのかを振り返りながら整理していこうと思う。

まずは基本のところから。アジア大会のボランティアは、ただの「手伝い」じゃなくて、大会組織委員会がきちんと計画を立てて運営してきた公式のプログラムなんだよね。応募から研修、本番の活動まで、ちゃんとした枠組みがあったんだ。
アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)のボランティアは、大きく2種類に分かれているのがポイント。ひとつは競技会場や選手村など大会の運営そのものを支える「大会ボランティア」で、規模はおよそ3万6,000人。もうひとつは駅や街なかで来訪者をおもてなしする「都市ボランティア」で、こちらはおよそ4,000人。合わせると約4万人という、名古屋のまちひとつ分くらいの規模の人たちがこの大会のために動いていることになる。大会ボランティアは会場の内側、都市ボランティアはまちの中というふうに、活動する場所がはっきり分かれているのがわかりやすいところだね。
ちなみにこのボランティアたちには「ONE ASIA CREW(ワン・エイジア・クルー)」という愛称がついている。これは応募総数6,386件というたくさんの案の中から3つに絞り込んで、実際にボランティアとして採用された人たちの投票で決まったものなんだって。組織委員会が一方的に決めたんじゃなくて、活動する本人たちが自分たちの呼び名を選んだっていうのが、なんだかいい話だなと思う。

「ボランティア」ってひとことで言っても、実際にはかなり細かく役割が分かれているんだよね。ここからは具体的にどんな仕事があったのかを見ていこう。
大会ボランティアの役割は全部で12種類あって、応募のときはその中から最大3つまで希望を選べる仕組みだったみたい。代表的なものを挙げてみると、こんな感じになる。
競技運営や観客案内みたいな会場の表側の仕事もあれば、輸送やテクノロジーみたいに縁の下の力持ち的な役割もある。自分の得意なことや興味に合わせて希望を出せる仕組みだったのがよくわかるラインナップだよね。
一方の都市ボランティアは、観光・交通案内サポートと誘導案内サポートの2種類。こちらは競技会場の中じゃなくて、名古屋駅の周辺とか主要な観光スポットとかで、初めて名古屋に来た人たちに道を教えたり、困りごとに対応したりする役割なんだ。地元をよく知っている人ほど活躍できそうな役割だし、名古屋に住んでいる人にとってはいちばん身近に感じられるボランティアの形かもしれない。
役割によっては、本番さながらの研修も実施されていたのがおもしろいところ。開幕1か月ほど前には、観客誘導を担当するボランティアの応募者およそ60人が参加して、視覚に障害のある人への階段でのサポート、聴覚に障害のある人への案内、車いすを利用する人への案内といった、実際に障害のある観客が来場した場面を想定した実践的な研修が行われたそうだよ。マニュアルを読むだけじゃなくて、体を動かしながら学ぶ研修があったっていうのは、それだけ本番を意識した準備が進められていた証拠だと思う。

今日は2026年9月17日。もう開幕直前ということもあって、ボランティアの募集はとっくに終わっているタイミングだ。ここでは「応募方法」ではなく、どんなスケジュールで募集が進んでいったのかを振り返っておきたい。
一般向けのボランティア募集は、当初2024年10月21日から2025年1月31日までの予定だったんだけど、期間が延長されて2025年4月30日に締め切られたという流れだったみたい。予定より3か月ほど募集期間が延びたことからも、大会側がしっかり人数を集めようとしていた様子がうかがえるよね。
一般募集が終わったあとも、学生を対象にした追加募集が実施されていて、こちらは2025年10月31日をもって締め切られている。大学生や高専生、短大生、専門学校生なども対象に含まれていたそうで、社会人だけじゃなく若い世代にも門戸が開かれていた制度だったんだなと感じる。
参考までに、応募にあたっての条件も振り返っておくと、次のようなものが挙げられていたよ。
国籍を問わない仕組みだったのも特徴で、アジア各国から来る選手や観客を迎える大会らしい、開かれた条件設定だったと言えそうだね。

応募して採用された後も、本番までの道のりは長い。ここからは研修や支給品まわりの話をしてみる。
採用されたボランティアたちは、まず2025年7月31日から配信が始まった共通研修を受けることになっていたそうだよ。テーマごとに短い動画を見ていく、すごろくのような形式だったみたい。そのあと2025年11月ごろからは、愛知・東京・大阪で対面形式のリーダー研修も行われていて、東京会場では12月13日に約100人が参加したという記録もある。オンラインでの学びと対面での実践、両方を組み合わせて準備を重ねてきたことがわかるね。
活動にあたっての支給品も気になるところ。アジア大会のユニフォームはスポーツブランドの361°が提供していて、色は森林をイメージしたグリーン。アジアパラ競技大会のほうはアシックスが提供を担当しているそうだ。支給される主なものをまとめると、こんな感じになる。
ユニフォームひとつとっても、大会全体のブランディングと連動して作られているんだなと感じる部分だよね。
ここまでは制度としての話が中心だったけど、実際に活動する人たちにとって、アジア大会ボランティアはどんな体験になるんだろう。
45の国と地域から集まる選手や関係者、43競技という規模の大会の現場に立ち会えるというのは、普通に観客として見に行くのとはまったく違う体験だと思う。競技運営や選手サポートの役割であれば、テレビ越しでしか見たことのないような場面のすぐ近くで働くことになるし、言語サポートの役割なら、実際に海外から来た選手や観客と直接言葉を交わす機会も生まれるはず。「観る側」ではなく「つくる側」として大会に関わるっていうのは、なかなか得られない経験なんじゃないかな。
都市ボランティアのように名古屋のまちなかで活動する場合は、もっと日常に近い場所で大会に関わることになる。道を尋ねられて案内する、写真を頼まれて撮ってあげる、そんな小さなやりとりの積み重ねが、結果としてアジア大会全体の雰囲気をつくっていく。開会式が行われる瑞穂公園陸上競技場の周辺はもちろん、名古屋駅前や栄あたりでも、ONE ASIA CREWのユニフォームを着た人たちを見かける機会が増えていくはずだよ。まちを歩く一人ひとりが、大会を彩る景色の一部になっているっていうのは、地元に住んでいる身としてはちょっと誇らしい気持ちにもなる。
最後に、ここまでの内容と関連して聞かれることが多そうな疑問をいくつかまとめておくね。
一般募集は2025年4月30日に、学生向けの追加募集も2025年10月31日にそれぞれ締め切られていて、2026年9月現在は新規の応募を受け付けていない状態だよ。すでに採用されたONE ASIA CREWのメンバーが、研修を経て本番の活動に入っているタイミングになる。
アジア競技大会のボランティアは361°が提供する森林グリーンのユニフォームを、アジアパラ競技大会のボランティアはアシックスが提供するユニフォームを着用して活動しているよ。ポロシャツやキャップ、パンツなどが一式そろった仕様になっている。
うん、参加できた制度だったよ。一般募集とは別に学生向けの追加募集が実施されていて、大学生や高専生、短大生、専門学校生なども対象に含まれていた。年齢の条件は2026年4月1日時点で18歳以上であることだったね。
大会のボランティアにつけられた愛称で、応募総数6,386件の候補から3案にまで絞り込まれ、最終的に採用されたボランティア自身の投票で決まったものなんだ。ボランティアたち自らが選んだ名前っていうところに、この制度らしさが表れている気がするよ。
チケットを取って競技を観に行くのはもちろん王道の楽しみ方だけど、会場やまちのあちこちで活動しているボランティアの存在に目を向けてみると、大会の見え方が少し変わってくると思う。彼らは応募から1年近くかけて研修を重ね、本番までの準備を積み上げてきた人たちなんだよね。9月19日の開幕から10月4日まで、そして10月18日から始まるアジアパラ競技大会まで、名古屋のまちにはONE ASIA CREWのユニフォームを着た人たちがたくさん出てくるはず。競技の結果だけじゃなく、そういう「大会を支える側」の存在にもちょっと目を向けてみると、あいち・なごや2026がもっと身近な大会に感じられるんじゃないかな。
参考情報として、大会公式サイトのボランティアページや、ボランティア募集特設サイトのアジア・アジアパラ競技大会ボランティア特設サイトも、興味がある人はチェックしてみてほしい。