ハイカラ、レトロ、赤レンガ。そんなワードにピンときたら、レッツゴー明治村。
ごめんなさい、僕はリトルワールド派です。
いや、別に明治村が嫌いなわけじゃない。まだ行ったことがないだけで。なんでかっていうと、学生時代に周りにいたキラキラリア充集団のお気に入りスポットが明治村だったからだ。
明治村行って、袴とか着ちゃって、教会の前とかでいい感じの写真撮って、インスタにアレして、キャッキャキャッキャしてるリア充たち。そんな彼らを前にした僕こと典型的な非リア陰キャにできることいえば「明治村行ってきた~♡」みたいな投稿に淡々と「いいね」をつけることだけ。
なんにもいいねじゃねえ。
その繰り返しで自我が崩壊するのを防ぐため、僕は狂ったようにリトルワールドに通うこととなった…というわけだ。
そんなわけで明治村に行けない呪いを自らにかけていた僕なわけだが、楽しいって分かりきってる場所に行かないままなのはちょっともったいない。
よし、今こそ明治村に行こう。死んだ目で「いいね」を連打する作業はもう終わりだ。
そんな僕イチオシのリトルワールドについてはコチラの記事にて↓
リトルワールド – グルメと酒で世界を巡るリトルワールド
明治村は愛知県犬山市にあるテーマパークで、「明治村」「大正村」「昭和村」からなる“三大村”のひとつ(“三大村”の概念は今僕が適当に考えた)。
名古屋駅からの所要時間は、経路にもよるけどだいたい1時間くらい。明治時代に実際に使われていた建造物がそのまま移築されているため、訪れるだけでまるでタイムスリップしたかのような気分が楽しめる。
時期によってはさまざまな特別展や「謎解きアトラクション 明治探偵GAME」などのイベントも行われている。
詳しくはコチラ:博物館明治村 公式サイト
明治村には、とってもお得な「時間旅行きっぷ」(読み:タイムトリップきっぷ)なるものがある。
名鉄電車全線と犬山駅⇔明治村間のバスが乗り放題の1DAYフリーきっぷ、明治村の入村券、のりもの乗車券、村内の指定店舗で使える「時間旅行クーポン」(読み:タイムトリップクーポン)がセットになった大変お得なアイテムだ。お値段なんと3,800円也。
普通に入村券を買うと大人1人1,700円、のりもの乗車料金は各種500円。名鉄名古屋駅から明治村に向かうと仮定して、往復の交通費が1,940円。もう元が取れた。
これに時間旅行クーポンで引き換えられるお土産や軽食のことを考慮すると、どうだろう。採算が心配になってくる。
このチケット(読み:じぜんじぎょう)は名鉄名古屋駅のサービスセンターをはじめ、一部を除く名鉄の駅窓口で購入できる。最寄り駅が名鉄なら使わない手はない。
詳しくはコチラ:明治村 時間旅行きっぷ – 名鉄のオススメ
ちなみに、リトルワールドにも同様の慈善事業「リトルきっぷ」がある。僕はこれでリトルワールドに通い詰めた。
詳しくはコチラ:まるドキッ リトルきっぷ – 名鉄のオススメ
明治村内の「デンキブラン汐留バー」では「電気ブラン」というカクテルが飲める。
電気ブランは明治26年ごろに誕生した、日本初のカクテル。その名に冠する「電気」は、当時普及しはじめた電気とかけて「目新しいもの」を意味する。
度数が30度のものと40度のものがあり、度数が高くて飲むと痺れるように感じるから「電気ブラン」なんていう話もある。
セットで供されるチェイサーはビール。なんというウワバミ仕様だ。
これだけで行く価値がある気すらする。もう行くしかないじゃん明治村。
そういえば、もうすぐ平成が終わる。
「明治村」「大正村」「昭和村」があるわけだから、「平成村」もそのうちできるのかな?なんて悠長なことを言っている場合じゃなかった。
もうある。
なんてことだ、やられた。さすがは21世紀、世の流れとはかくも速いものか。
…とはいっても、平成村は明治村のような「テーマパーク」ではなく「道の駅」。もともとの読みは「へいせい」ではなく「へなり」で、元号が平成に変わった際、平成ブームに乗っかって読みを変えたのだそうだ。
平成が終わったら、それこそ明治村や大正村のような一大テーマパークへ変身することもあり得るかもしれない。そうなったらどんな展示が置かれるだろう。
詳しくはコチラ:Wikipedia – 道の駅平成
平成を象徴するものかあ。
「ゆとりの子の像」みたいな銅像とか建ったら超ロックだと思うんだけど、どうだろう。
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