テーマパークや建築物などの広さを表す、『東京ドーム』という単位がある。
東京ドームの建築面積46,755㎡を『東京ドーム1個分』とし、『こちらのテーマパークの面積はなんと、東京ドーム〇個分です！』みたいな感じで使う表現だ。
「大きさや規模感を正確に伝える」というよりかは、「とにかく巨大であるということが伝わればそれでいい」って感じの、ざっくりとした単位『東京ドーム』。
誰が言いだしたかは知らないが、いまやテレビや雑誌なんかでは当たり前のように使われている。
日本でいちばん面積が広いわけでも、収容人数が多いわけでも全くない東京ドーム。それなのに、『東京ドーム〇個分』という表現が世に浸透しているのは、やはり『東京』がもつネームバリューの力なんだろうか。
『ナゴヤドーム〇個分』じゃダメなのかなあ…。
※ちなみに、日本のプロ野球12球団の本拠地球場でいちばん建築面積が広いのは札幌ドーム(55,168m²)、いちばん収容人数(プロ野球開催時)が多いのは阪神甲子園球場(47,508人)。
名古屋市東区にあるナゴヤドームは、プロ野球セントラルリーグ（通称セ・リーグ）に所属する球団『中日ドラゴンズ』の本拠地。
その建築面積は48,169㎡で、東京ドームに換算すると約1.03個分だ。正直ピンと来ないよねこの表現。
ナゴヤドームの収容人数(キャパ)はプロ野球開催時で36,650人、コンサート開催時で49,692人。
座席の種類も、内野席・外野席といったスタンダードなものから、オードブルつきの優雅なソファ席『プライム・ボックス』まで幅広い。
「グラウンドの間近で試合の熱を感じたい！」「ちょっと贅沢な観戦がしたい」などなど、自分の観戦スタイルに合った座席が選べるよ。
(画像引用元：「ドアラシート」に「ドアラカフェ」 色々あるでよ！ – 読んで見フォト – 産経フォト)
中日ドラゴンズ球団マスコット「ドアラ」が名誉店長を務める『ドアラカフェ』では、ドームのチケットがなくてもモニター観戦(場内アナウンス付き)を楽しむことができる。
『ドアラカフェ』はその名の通り、店内も料理もドアラだらけ。
運がよければ、ときどき気まぐれに来店する名誉店長・ドアラさんにも会えちゃうおまけつきだ。球場内では味わえない多種多様なクラフトビールも飲めるので、ビール好きにもオススメ。
店内にはパウダールームも完備。普段着で来て、ちょっとお茶して、ユニフォームに着替えてドームに向かう…なんていうこともできちゃう。仕事や学校の帰りにナイター観戦！なんてときでも安心だね。
ナイター営業時：15:00～試合終了まで
料理ラストオーダー 8回表まで ドリンクラストオーダー 9回表まで
ランチ11:00 ～ 15:00 (ラストオーダー14:00)
デイゲーム営業時：11:00～試合終了まで
料理ラストオーダー 8回表まで ドリンクラストオーダー 9回表まで
野球の試合以外のイベント開催時も営業(お休みの場合もあり)
営業時間が時刻じゃなくて、試合の進み具合で変わるっていうのが面白いよね。
テレビ中継だったら「試合の途中ですが～」つって切られちゃうけど、きちんと試合の結果を見届けてから帰れる。そう、ドアラカフェならね。
ナゴヤドームに来たらぜひ食べてほしいのが、フェス飯ならぬ『球場飯』だ。
個性豊かなフードたちが、野球観戦に花を添えてくれること間違いなし。ナゴヤドームを訪れた記念に、ぜひ味わっていってね。
球場のお弁当、略して球弁(たまべん)。
お持ち帰り可能なお弁当箱ときんちゃく袋付き『ドアラ弁当』、素朴ながらもボリュームたっぷり『幕の内弁当』、ちょっぴり贅沢な『松阪牛食べくらべ弁当』などなど、たくさんあって迷っちゃいそう。
ここぞ！というときには、名古屋めし代表エビフライ＆味噌カツ入りの『ドンドン勝丼』、ひつまぶしをのり巻きにした『必勝巻き』で縁起を担ごう。
2階にある売店『VIVAVIVA』の名物は、グローブと野球ボールをかたどったドーナツ、そしておそらくバットを意味していると思われるチュロスがセットになった『ベースボールドーナツ』だ。
おそらくドラゴンズの“ドラゴン”にひっかけたものと思われる『竜巻ドッグ』も合わせてご賞味あれ。
ナゴヤドームの2階と5階にある売店『YUMING』では、ちょっと衝撃的な見た目のデザートが味わえる。その名も『ヘルメットパフェ』。文字通り、ヘルメット型の器に盛りつけられたパフェだ。
同じくヘルメットに入った『ヘルメットナゲット』『ヘルメットチュロス』もご用意。お好きなヘルメットを選んでね。
こんな感じで、個性豊かで幅広いメニューが揃う球場飯。そのラインナップの中には、ドラゴンズの選手がプロデュースしたメニューもあったりする。
中日ドラゴンズ 公式サイト – ドラゴンズニュース★選手プロデュースメニューを発表！
推し選手がプロデュースしたメニューなんて、それはもう食べるしかないよね。
プロ野球の試合はもちろん、アーティストのコンサート・マラソン大会・わんにゃんドーム・ワールドホビーフェアなど、さまざまなイベントの会場としても利用されるナゴヤドーム。
中にはナゴヤドームを貸し切って、社員みんなで草野球大会をする会社もあるんだとか。
ナゴヤドームのグラウンド使って草野球って、ものすごい贅沢だよね。気分はプロ野球選手じゃん。弊社もやりたい。僕まったく球技できないけどね！
ナゴヤドームで草野球したい人はコチラへどうぞ：ナゴヤドーム利用料金 | ナゴヤドーム
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