いよいよ「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」が始まりますね。名古屋で働いている身としては、正直なところ楽しみ半分、通勤や取材移動が大丈夫かどうかそわそわしている気持ち半分、というのが本音です。特に気になるのが、開会式・閉会式や公道競技のタイミングで名古屋市内がどんなふうに交通規制されるのかということ。せっかくの大会を気持ちよく迎えるためにも、事前に規制エリアと時間帯をざっくり頭に入れておきたいところです。この記事では、名古屋市や愛知県警察、大会組織委員会が公表している情報をもとに、名古屋市内の交通規制について整理していきます。

交通規制の話に入る前に、大会全体の日程を軽くおさらいしておきます。細かい規制の日にちは、この大枠のスケジュールと連動しているからです。
第20回アジア競技大会は2026年9月19日(土)から10月4日(日)までの16日間、愛知県・名古屋市を中心に開催されます。続けて開催される第20回アジアパラ競技大会は、2026年10月18日(日)から10月24日(土)までの日程です。開会式・閉会式の会場となるのは、名古屋市瑞穂区にある名古屋市瑞穂公園陸上競技場、通称「パロマ瑞穂スタジアム」。開会式は9月19日(土)18時開始、閉会式は10月4日(日)18時開始とされています。
愛知県警察や大会公式サイトの発表を見ていくと、名古屋市内で大きめの交通規制がかかるのは、大きく分けて次のようなタイミングです。
それぞれ規制の場所も時間帯も違うので、次の章から順番に見ていきましょう。

まず押さえておきたいのが、開会式とその関連行事に伴う交通規制です。愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会と愛知県警察が連名で公表している資料によると、令和8年9月19日(土)、20日(日)の2日間、名古屋市内の複数エリアで一時的な交通規制が実施されます。
開会式が行われるパロマ瑞穂スタジアム周辺、瑞穂区の堀田入口・堀田出口、牛巻、山手グリーンロード、瑞穂競技場前のあたりが規制区域とされています。規制時間は、9月19日(土)が16時30分〜17時30分と20時〜21時30分、9月20日(日)が9時30分〜11時と11時30分〜13時の予定です。
名古屋駅周辺では、太閤通・愛知名駅南線・黄金出入口・椿町・太閤一丁目・運河町のあたりが規制対象で、9月20日(日)16時〜17時に規制がかかります。また、大津通や黒川出入口、三の丸一丁目、城北橋、丸の内入口・出口を含む名古屋市北部エリアも規制対象で、9月19日は12時〜13時30分・16時〜17時30分・20時〜21時30分、9月20日は9時〜10時30分・12時〜13時30分・14時〜17時と、両日ともに複数回の規制が予定されています。
意外と見落としがちなのが高速道路への影響です。名古屋高速道路の都心環状線をはじめ、東山線・大高線・楠線・万場線、さらに東名高速道路や名古屋第二環状自動車道、名古屋瀬戸道路なども、9月19日・20日の両日、時間帯を区切って通行規制の対象になります。あわせて、長久手市内(長久手IC付近)や中部国際空港島内(セントレア東IC付近)でも規制時間帯が設定されているので、車移動を予定している方は注意が必要です。

開閉会式だけでなく、名古屋の街なかを走り抜けるマラソンや競歩といった公道競技も、交通規制という点では見逃せません。会場の外にコースが広がる分、影響するエリアも広くなります。
マラソン競技は9月26日(土)にパロマ瑞穂スタジアムを発着点として実施されます。NAVITIMEの交通規制情報によると、コースは瑞穂運動場西の交差点から名城公園の交差点までの区間を周回する設定で、瑞穂区・昭和区・中区・東区・北区など名古屋中心部を南北にまたがります。車両通行止めの時間帯はおおむね6時45分〜11時20分ごろとされており、コースを横切る歩行者や自転車、電動キックボードなども通行が制限される見込みです。
競歩は、ハーフマラソンが9月23日(水・祝)、マラソン(フル)が9月27日(日)に実施され、どちらも大会公式サイトによると男女同時7時30分スタートの予定です。コースは愛知県庁・名古屋市役所周辺、つまり名古屋市中区がメインとなります。具体的な規制区間や時間帯は、大会公式サイトで公開されているコース図・交通規制のお知らせPDFに詳しいので、車移動を考えている方はそちらもあわせて確認しておくと安心です。

開閉会式やマラソンほど大々的に取り上げられませんが、聖火リレーも交通規制の対象です。忘れがちなので、ここで触れておきます。
愛知県警察の発表によれば、聖火リレーは8月22日(土)から9月18日(金)にかけて、県内40の市町村を巡る形で実施されています。ルートが通過する沿道では、車両の通行や道路の横断が一時的に制限され、混雑も予想されるとのこと。すでに終盤にさしかかっている日程ですが、名古屋市内を通過する区間・時間の詳細は、聖火リレーの公式ホームページで確認するのが確実です。
交通規制の話とセットで気になるのが、電車やバスへの影響ですよね。この点についても、公式の案内をチェックしておきましょう。
愛知県の競技会場アクセス案内では、来場の際は公共交通機関の利用を基本とするよう呼びかけられています。会場によっては最寄り駅などから会場までの無料シャトルバスが運行されるほか、指定の無料駐車場に車を止めてシャトルバスに乗り換える「パーク&バスライド」も一部会場で用意されていますが、こちらは原則予約制とのこと。マイカー用の駐車場は基本的に用意されていない会場が多いため、車での来場は非推奨と考えておいたほうがよさそうです。
また、マラソン競技が行われる9月26日(土)は、コースが名古屋中心部を横断する関係で、市バスなど一部の公共交通機関にも運休や運行の遅れが想定されています。当日は、いつもより余裕を持ったスケジュールで移動するのがおすすめです。
ここまで紹介してきた内容は、記事執筆時点で各公式サイトに掲載されている情報です。ただ、当日の交通状況によって規制時間が前後することもあると案内されているため、出かける直前にもう一度チェックしておくと安心です。確認先としては、次のようなところが挙げられます。
より詳しい規制図が見たい場合は、大会公式サイトの交通規制お知らせPDFや、NAVITIMEのマラソン競技交通規制情報もあわせてチェックしてみてください。電話での問い合わせ先としては、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会のコールセンター(0570-021-222)も用意されています。
開会式・閉会式や公道で行われるマラソン・競歩競技では、選手や関係車両の安全な通行、観客の安全確保のために、会場周辺やコース沿いの道路を一時的に規制する必要があるためです。規制は大会運営上の安全対策として実施されています。
まずは自分が通る予定の日にちが、開閉会式(9月19日・20日)、マラソン(9月26日)、競歩(9月23日・27日)のいずれかと重なっていないか確認しましょう。重なっている場合は、可能な範囲で該当エリア・時間帯を避けたルートや時間帯を選ぶか、公共交通機関への切り替えを検討するのがおすすめです。
愛知県の公式案内では、来場は公共交通機関の利用が基本とされています。マイカー用の駐車場が用意されていない会場も多いため、電車やバス、会場によっては無料シャトルバスの利用を検討してみてください。
当日の交通状況によって、規制の開始・終了時間が前後する可能性があると公式に案内されています。出かける前には、愛知県警察や大会公式サイトの最新情報を必ず確認するようにしてください。
ここまで、開会式・閉会式、マラソン、競歩、聖火リレーと、名古屋市内で予定されている交通規制の情報を整理してきました。規制のタイミングをあらかじめ知っておくだけで、当日のイライラはかなり減らせるはずです。
とはいえ、規制時間は前後することもありますし、この記事に書ききれなかった細かいエリアの規制も存在します。名古屋での移動やお仕事の予定を立てる際は、この記事を入り口にしつつ、最終的には愛知県警察や大会公式サイトの最新情報で確認する習慣をつけておくと安心です。せっかくの大会期間、規制とうまく付き合いながら、名古屋のまちを楽しんでいきましょう。