思う

チラシ・ビラ・フライヤー ウェブ広告は折込チラシを駆逐するのか?

紙媒体がこの世からなくなる日が来る?

近い将来、世界から紙が消える。そんな話を聞いたことがないだろうか。

デジタル技術がどんどん進んで、このままいけば紙はもういらなくなっちゃうんじゃないかって、そんな話だ。

 

確かに、今は本も新聞もスマホで読めるし「こちらに署名をお願いします」ってタブレットとタッチペンを差し出されるなんてことも珍しくない時代。

しかしだ、それでもまだ本屋さんは元気に営業中だし、お会計のあとにもらうレシートはガッツリ紙だ。

 

「なくなるよ」なんて言われて久しいけれど、紙媒体はいまだ健在。

これはあれだ、「そろそろ来るぞ」って言われ続けてる東海地震が未だに来ないのと似たものを感じる。僕たちが生まれたころからずっと言われてるからねこれ。

 

チラシ・ビラ・フライヤー それぞれ何が違うの?

紙媒体メディアの中でも身近なのが、「チラシ」「ビラ」「フライヤー」と呼ばれるものたちだろう。3つとも大衆に向けて配布するための印刷物のことなんだけど、タイプや用途で呼び分けたり呼び分けなかったりする。

チラシ

「チラシ」は、たくさんの人に向けてまき散らすように配ることからそのまま「散らし」。

…なんだけど、最近は「折込チラシ」が主流になってあんまり散らされてない様子。
チラシ散らされてない。

ビラ

チラシと同様の紙媒体のうち、掲示板なんかに貼り出すものは特に区別して「ビラ」と呼ぶことがある。まき散らすように配るのが「チラシ」、あちこちに貼るのが「ビラ」。そんな感じの使い分けだ。
けど、別に「チラシを貼る」「ビラを配る」と言っても間違いじゃないみたい。

フライヤー

なんかちょっと今っぽい言い方。「フライヤー」という名前は、戦時中に飛行機を使って上空から印刷物をばら撒いていたことからきている。「紙の爆弾」なんて呼ばれたり。

最近では、一般的なチラシより小さかったり厚みがあったりするものをフライヤーって呼ぶらしい。空から撒くとなると、小さくてちょっと重い方が都合がいいんだろうか。

 

無差別攻撃型のチラシ、スナイパータイプのウェブ広告

そもそも、なんで紙がなくなるなんて話になったのか。答えは簡単、デジタル媒体のほうが効率がいいからだ。

 

紙でチラシを作るとなると、紙一枚という決まった面積の中でデザインを考えなくちゃならない。当然文字数なんかにも制約が出てくるだろう。

その点、デジタルならそういう物理的な制約はゼロに近い。文字数の制限もほぼないし、なんなら詳細や関連情報はリンクでくっつけるなんて芸当ができてしまう。内容の修正も簡単だ。

なにより、チラシやビラ、フライヤーなどのばら撒き紙が「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」型なのに対し、ウェブ広告はお客さんになってくれそうな人を狙って広告を投げつけることができる。

 

無差別攻撃の紙と、スナイパータイプのデジタル。手間や効率を考えたら、確かに紙に勝ち目はないのかもしれない。

 

紙だって捨てたもんじゃないんだぜ(いらないチラシは即捨てるけど)

じゃあやっぱり紙はなくなっちゃうのかっていったら、僕はそんなことはないと思う。紙には、紙にしかない魅力があるのだ。

紙媒体自体の信頼性が高い

例えば折込チラシ。新聞という「ある程度の地位と信頼を得ているもの」に挟まって届くので、それだけでなんとなく信頼できそうな感じを与えることができる。

情報が見つけやすい

webページとなると、自分の欲しい情報を探すのに何度もページを移動しないといけないことが多々ある。情報が一枚の紙面にまとめられたチラシなら、必要な情報をすぐに見つけることができる。

あと、目に優しいのも紙のメリットだ。画面ずっと見てると目疲れるからね。

五感に訴えることができる

紙に印刷されたものは当然実体があるので、ふれることができる。直接手で触ったり、匂いを嗅いだり、あんまりおすすめはしないけど食べることだってできる。

手触りや匂い、味(食べたらの話だけど)は僕たちの脳を刺激する。
視覚だけのデジタル広告と、触覚や嗅覚、味覚(食べたらの話だけど)などなど複数の感覚に訴える紙媒体。どちらが印象に残りやすいかは明白だろう。

 

どうなる、チラシと僕たちの未来

今後、電子媒体にできることはどんどん増えていくだろう。電車のつり広告なんかも今は全部紙だけど、そのうち画面に映し出すタイプに変わっていくかもしれない。

 

ずっとずっと先の未来には、今の僕たちには想像もつかないような画期的なメディアが登場しているかも。スピーカーから音が出るみたいに、端末から匂いが出せるようになるとか。そうなったらすごいな、音漏れならぬ「匂い漏れ」が問題になったりするんだろうか。

 

そんな時代になったら、もう紙は生き残れないんだろうか。

 

デジタルがアナログを駆逐するんじゃなくて、うまいこと融合しちゃうかもしれない。紙みたいなタッチパネルが登場して、両方のいいとこ取りしちゃうとか。

 

僕たちの未来には何が待っているんだろう。

新品の教科書の匂いを嗅ぐのが大好きだった僕としては、ぜひ紙には生き残ってもらいたいところだ。

 

 

~チラシ・ビラ・フライヤー制作 お問い合わせの例~

 

そう、紙ってすごいんです。

 

2018年9月9日に行われる「SATOYAMA RUN」の事例でご紹介いたしましょう。

こちらのイベント、大会概要や申し込み方法などの情報はwebサイト上にしっかり公開されておりました。
がしかし、『参加要項の紙はもらえないんですか?』というお問い合わせが弊社にたくさん寄せられたのです。

確かにwebサイトでも情報は手に入るけど、「本当に開催されるのか分からない」「実感がわかない」と感じる人も多いようです。紙という物質で受け取ることで「本当に開催されるんだな」「参加するんだな」と感じるわけですね。紙ってすごい。

 

そしてそして、『もっとチラシの効果を上げたい!』という方にぜひ試していただきたいのが『定期的にチラシを打つこと』。

定期的にチラシを打つことで認知度が上がり、新規顧客の獲得につながります。また、チラシの反響が出やすい・出にくい時期が分かったり、よりターゲットに響くデザインへと改善していけるというメリットも。

 

せっかくですから、チラシ、散らしていきましょう。

お問い合わせはコチラから:名古屋のWEB制作会社 フリースタイルエンターテイメント

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