気づけば第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)も6日目。開会式が9月19日だったから、まだ始まったばかりのような気もするけど、実はサッカーは開会式より前からすでに熱戦が続いてる競技のひとつなんです。会場があちこちに散らばっていて「結局どこでやってるの?」と聞かれることが多かったので、今回はサッカー競技の会場について、地元民目線でまとめてみようと思います。

まず前提として知っておきたいのが、サッカーは愛知県だけで完結する競技じゃないということ。大会全体は愛知・名古屋を中心に開催されているけれど、サッカーに限っては近隣県のスタジアムも巻き込んで試合が行われています。
まずは地元・愛知県内の会場から。愛知県内では豊田スタジアムを筆頭に、4つのスタジアムでサッカーの試合が組まれています。
そしてここが意外と知られていないポイントなんだけど、サッカー競技は愛知県外の3会場でも並行して行われています。大会公式サイトのサッカー競技ページでも、この3会場が実施会場として案内されています。
愛知に住んでいると「アジア大会=地元開催」というイメージが強いけど、サッカーに関しては全国区の大会になっているんですね。せっかくなので、ここからは愛知県内の4会場を中心に、ひとつずつ紹介していきます。

愛知県内のサッカー会場のなかでも、圧倒的な存在感を放っているのが豊田スタジアムです。普段からJリーグの試合でも使われている、名古屋圏を代表するスタジアムですね。
最寄り駅は名鉄三河線・豊田線の「豊田市駅」。東口から徒歩15〜20分ほどでスタジアムに到着します。愛知環状鉄道を使うなら「新豊田駅」からも徒歩でアクセス可能です。ただし観客用の駐車場は用意されていないので、車で行くつもりの人は要注意。公共交通機関での来場が基本になります。
豊田スタジアムは国内最大級の球技専用スタジアムで、収容人数はおよそ44,380人。天然芝のピッチに大型映像装置、屋根付きスタンドと設備も充実していて、サッカー観戦の臨場感という意味では今大会のサッカー会場のなかでもトップクラスだと思います。
豊田市の発表によると、アジア競技大会・アジアパラ競技大会の開催期間中は、大会に関係のない一般利用が制限されているとのこと。ふらっと立ち寄れる施設ではなくなっているので、観戦目的以外で訪れる予定がある人は事前に豊田市の案内を確認しておくのが安心です。

続いては、名古屋港に近い稲永公園内にある名古屋市港サッカー場。豊田スタジアムとはまた違った、こぢんまりとした雰囲気の会場です。
最寄り駅は名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の「野跡駅」で、徒歩8分ほど。愛知県公式サイトの競技会場アクセス案内にも、この経路が最寄りルートとして紹介されています。こちらの会場も観客用の駐車場・駐輪場はなく、周辺の駐車場も大会運営で使われるため利用できないとのこと。名古屋市街地から行く場合は、あおなみ線を使うのが一番スムーズです。
ピッチとスタンドの距離が近く、選手のプレーを間近で感じられるのがこの会場の魅力。大会公式サイトの会場紹介ページによると、2025年11月に改修工事が完了し、国際大会にも対応できる設備に生まれ変わったそうです。豊田スタジアムに比べると規模はコンパクトですが、その分ピッチとの一体感が味わえる会場と言えそうです。

通称「パロマ瑞穂ラグビー場」としても知られる会場で、名前のとおり普段はラグビーの試合会場として使われることが多い場所。今大会では7人制ラグビーとサッカーの両方の会場になっています。
地下鉄名城線「瑞穂運動場東」駅、または桜通線「瑞穂運動場西」駅から、いずれも徒歩約10分。地下鉄でアクセスできるので、名古屋市中心部からもかなり行きやすい会場です。
この会場、2025年11月に改修工事が竣工したばかりで、天然芝の張り替えや照明のLED化、背もたれ付きの個席化まで行われた真新しい状態。収容人数はリニューアル後でおよそ10,400人となっています。芝も座席も新しくなった状態で観戦できる、今大会ならではのタイミングの会場なんですよね。
愛知県内の4会場の中では、やや西寄りの刈谷市にあるのがウェーブスタジアム刈谷。刈谷市総合運動公園の敷地内にあり、天然芝のフィールドとトラックを備えた会場です。
JR・名鉄「刈谷駅」や名鉄「富士松駅」から名鉄バスで「刈谷総合運動公園」バス停下車のほか、刈谷市コミュニティバス「かりまる」でもアクセスできます。愛知県の会場アクセス案内によれば、大会期間中は刈谷駅とスタジアムを結ぶシャトルバスも運行される予定とのこと。車を使わない人でも移動しやすいよう配慮されているのはありがたいポイントです。
ここまで愛知県内の4会場を見てきましたが、気になるのはやっぱり「決勝はどこで観られるのか」というところ。男女で決勝会場が異なるので、整理しておきます。
豊田スタジアム公式サイトの発表によると、男子サッカーの3位決定戦と決勝は、いずれも10月3日(土)に豊田スタジアムで開催予定。3位決定戦が15時キックオフ、決勝が19時30分キックオフ(いずれも予定)というスケジュールが案内されています。JFA公式サイトの日程・結果ページでも試合結果が随時更新されているので、気になる人はチェックしてみてください。
男子は準々決勝以降、勝ち上がったチームによって試合会場が変わる仕組みで、愛知県内の豊田スタジアムだけでなく、県外の会場が使われるケースもあります。
一方の女子サッカーは、JFA公式のなでしこジャパン特設ページによれば10月2日(金)に決勝戦が予定されていて、会場は愛知県ではなく静岡県袋井市のエコパスタジアム。日本代表(なでしこジャパン)のグループステージも、このエコパスタジアムを舞台に戦われています。「アジア大会=愛知県で全部完結」ではないという点は、地元民としても意外と見落としがちなポイントだなと感じました。
愛知県内の豊田スタジアム、名古屋市港サッカー場、名古屋市瑞穂公園ラグビー場、ウェーブスタジアム刈谷の4会場に加え、静岡県のエコパスタジアム、大阪府の長居陸上競技場、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場を合わせた7会場で実施されています。
男子決勝は10月3日に豊田スタジアム、女子決勝は10月2日にエコパスタジアム(静岡県袋井市)で行われる予定です。
最寄りは名鉄「豊田市駅」で、徒歩15〜20分ほどかかります。観客用の駐車場が用意されていないため、車での来場は避け、公共交通機関を利用するのがおすすめです。
はい。豊田スタジアム、名古屋市港サッカー場、名古屋市瑞穂公園ラグビー場、ウェーブスタジアム刈谷のいずれも最寄り駅からの徒歩やバス、シャトルバスでのアクセスが案内されており、車以外の移動手段が基本になっています。
豊田スタジアムのスケール感、港サッカー場の近さ、瑞穂公園ラグビー場の新しさ、刈谷のアクセスのしやすさ。同じ「サッカー会場」でも、愛知県内だけでこれだけ個性が違うのはちょっと面白い発見でした。大会は10月4日まで続くので、これから会場に足を運ぶ予定がある人は、ぜひアクセス方法だけでもチェックしてから出かけてみてください。残りの会期も、地元・愛知からアジアの熱戦を追いかけていきたいと思います。