思う

イラスト・漫画制作 漫画は広告に花を添える…だけじゃない!

一緒にしがちな「絵画」と「イラスト」「漫画」

チラシやホームページなど、さまざまなメディアで目にするイラスト。

芸術としての「絵画」との決定的な違いはその目的にある。
作家が世界観を表現したり追及したりするために描かれる「絵画」に対し、情報を分かりやすく伝えるために作られるのが「イラスト」。そして、イラスト的な要素とテキスト(セリフなど)で構成されるものが「漫画」だ。

 

飾りじゃないのよイラストは

イラスト=理解を助けるもの

「イラスト」という言葉は英語の「イラストレーション(illustration)」から来ていて、さらに「illustration」は「明るくする」を意味するラテン語「lustrare」を語源としている。

「明るくする」から転じて「分かりやすくするもの」つまり「理解を助けるために添えられる図」という意味になり、そこから図解や挿絵のことを「イラストレーション」と呼ぶようになったというわけだ。

言わずと知れたイラスト素材サイト「いらすとや」

そんなイラストを提供している有名なサイトに「いらすとや」というのがある。

イラストレーターのみふねたかし氏が運営する「いらすとや」のすごいところは、なんといってもその品揃えの膨大さだ。
かわいい動物や季節の行事といったオーソドックスなイラストから、『どこに需要があるんだそれは』とツッコみたくなるようなイラストまで、ジャンルの幅広さがビックバン。

「膝前十字靭帯のイラスト」とか
いらすとやによる膝前十字靭帯のイラスト
※膝前十字靭帯:太ももとすねの骨をつなぐ靭帯。

 

「シンギュラリティのイラスト」とか
いらすとやによるシンギュラリティのイラスト
※シンギュラリティ:技術的特異点。人工知能が人類に代わって文明の進歩の主役になる、未来のある時点のこと。

 

「だまこもちのイラスト」とか。
いらすとやによるだまこもちのイラスト
※だまこもち:秋田県の郷土料理。米の粒が若干残る程度につぶし、直径3センチほどに丸めたもの。マジでどこで使うんだこれ。

 

『言葉で言われてもよく分からんが、パッと見でだいたいどんなものなのか分かる』という、イラストの力を手っ取り早く感じられるサイトだと思う。

 

百聞は一見に如かず:かわいいフリー素材集 いらすとや

 

たかが漫画と侮るなかれ!漫画マーケティング(広告マンガ)の力

「漫画マーケティング(マンガマーケティング)」なんて言葉を聞いたことがないだろうか?

これは読んで字のごとく、漫画を広告などに利用して行うマーケティングのことだ。「広告マンガ」とか「漫画広告」なんて言ったりもする。
誰しも目にしたことがあるであろう、某研ゼミのパンフレット。あれを思い浮かべてもらうと話が早い。

今はwebでも読めるんだね:進研ゼミマンガ部

 

この漫画マーケティングが最近、サービスの分野を問わず増えてきている。

なぜなら、漫画にはこんな力が隠されているからだ。

 

目に留まりやすくなる

文字ばっかり羅列された広告では、せっかくいいことたくさん書いてあっても読み飛ばされてしまう恐れがある。それでは広告の意味がない。

ここで漫画の出番だ。インパクトのある漫画は目に留まりやすく、内容を読んでもらえる確率が高くなる。雑誌を斜め読みしてても、漫画見つけたら思わずじっくり読んじゃうことってない?つまりはそういうことだ。

 

とっつきやすくて分かりやすい

文字の説明だけではうまく伝えられない情報も、絵やストーリーを付けることで分かりやすく伝えることができる。小学生のころ、歴史は苦手だったから歴史マンガで勉強した…なんて人も多いんじゃないだろうか。つまりはそういうことだ。

興味を引きにくい分野でもとっつきやすく、説明が難しいものも分かりやすく伝えられる。これは漫画を広告に使う最大のメリットだと思う。

 

強いインパクトを与えられる

キャッチーな絵、作中で語られるセリフ、印象的なストーリー。さまざまな要素をぎゅっと詰め込んだメディアである漫画は、文章よりも読んだ後に内容が頭に残りやすいとも言われている。つまりはそういうことだ。

 

目に留まりやすくて、分かりやすくて、頭に残る。もうお分かりだろう、漫画は広告としてかなり優秀なメディアなのだ。

 

漫画マーケティングのデメリット

じゃあなんでも漫画にしときゃいいかって、そんなことはないわけで。

漫画を広告に使う際に注意するべき点をいくつか紹介しよう。

 

「軽い」と思われる

漫画というものに対して「軽い」「威厳がない」といったネガティブなイメージを持つ人は少なからずいる。

そもそも、ブランドイメージ的に漫画広告が向いていない…っていうケースもありえる。漫画を広告に取り入れる前に、宣伝したい商品・サービスのターゲットやイメージと合うかどうかをしっかり考えよう。

 

作風がターゲットの好みと合わないことも

一口に漫画といっても、少女漫画タッチ、劇画調、アメコミ風などテイストは様々。これを上手に使い分けないと、期待した効果が得られないこともある。若い女性向けのサービスなら少女漫画タッチを採用するなど、想定される客層によって適した作風を選ぶことが大切だ。

 

イラスト・漫画は、上手に使えば百人力の広告手法

文字だけではなかなか伝えづらいことも、視覚的に表現したりストーリー仕立てにすることで分かりやすく伝えることができる。

特にライバルが大勢いるサービスの広告なんかは、ユニークな漫画広告で差をつけることも効果的だ。宣伝したいものとの相性を見極めて上手に使えば、期待通り(もしくはそれ以上)の効果が得られるだろう。

 

 

このブログも、僕が文章を書くよりも漫画にしてもらった方が分かりやすくて面白いのかもしれない。

 

……なんか悲しくなってきた。この話やめよっか。

 

~イラスト・漫画制作 お問い合わせの例~

弊社、イラストもマンガも得意です。

イラスト・マンガ単体の制作はもちろん、

『イラストを交えて親しみやすいコーポレートサイトを作りたい!』だったり

『新製品の特徴を4コマ漫画で表現したLPを作りたい!』だったり

『マンガを使って仕事の内容を分かりやすく伝えられる採用パンフレットを作りたい!』なんていう思いも叶えちゃいます。

 

なぜそんなことができちゃうのかって?それは『イラスト・漫画も描けるデザイナー』がたくさん在籍しているから。

イラストや漫画を「デザインの一部として」作るってことができちゃうわけです。

 

文章じゃ伝えきれないアレコレ、イラストや漫画に託してみませんか?

お問い合わせはコチラから:名古屋のWEB制作会社 フリースタイルエンターテイメント

 

そのほかのお仕事についてはコチラ!

チラシ制作 – ウェブ広告は折込チラシを駆逐するのか?

ポスター制作 – 人を惹きつけるポスターなら、10秒あれば十分。

パワーポイント制作 – パワーポイント、上手に使えば怖くない

パンフレット制作 – パンフレットとリーフレットの違いってなに?

 

その他のカテゴリー新着記事